◆明治安田J1リーグ▽第18節 名古屋2―1浦和(24日・豊田スタジアム)

 浦和はアウェーで名古屋に1―2で敗れ、4戦ぶり黒星を喫した。

 16日間で5試合を戦う過密日程の3戦目。

前節・川崎戦から中2日で先発7人を変更して臨んだ。後半6分に途中出場のMF渡辺凌磨の今季6点目で先制したが、同38分にPKで同点とされ、同アディショナルタイム3分に名古屋FW永井謙佑に逆転ゴールを浴びた。

 4戦ぶり黒星を喫したスコルジャ監督は「ゲームコントロールができなかった。いい場面が少ない試合だった」と肩を落とした

 ◆スコルジャ監督に聞く

 ―試合を振り返って

 「今日は名古屋の方が勝利に値した。我々はリズムを作ることができず、ゲームコントロールができなかった。いい場面が少ない試合だった。個人のミスがいつもより目立った。良い一日だったとは言えないが、1点取れてリードできたので、最後の10分間のマネジメントがよりできていればと思う。しかし、それができず、勝ち点を持ち帰ることができなかった」

 ―前節からスタメン7人を変更。MF安居海渡が今季初めて先発から外れた

 「7人のスタメン交代は、この状況による強制的なものだった。フィジカル的なところを考えると、どうしてもケガを避けなければいけない状況だった。代わりに入った選手も一生懸命やってくれたが、彼らも練習2回で挑まないといけない試合だった。

海渡はチームの攻守のバランスを取ってくれる重要な選手だ」

 ―渡辺と安居が同時に先発メンバーにいない難しさはあるか

 「2人は本来なら埼玉に残して休ませてあげたかったけど、それもできなかった。出場するにしても、より短い時間で想定してたが、本日はハーフタイムで少しリスクを犯す判断を私が下した。チームが消耗し、勝ち点を持ち帰れず、私の判断も毎回正しいわけではありません」

 ―1―0で試合を締めにいくタイミングはあったか

 「関根(貴大の投入)は、フレッシュな状態のウィングを入れることでハイプレスをかけ続けるのが狙いだった。今日は勝つためにプレーした。(後半43分に長倉)幹樹を入れた時も、DFを1枚増やすか、FWを代えるかでストライカーを選んだ。本日の私の判断は良くなかったと思う」

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