日本代表MF久保建英が所属するRソシエダードは14日、リーグ戦最終節で敵地でRマドリードと対戦し、0―2で敗れた。

 右サイドハーフで先発した久保は立ち上がりこそ高い位置でボールを受けて左足クロスなどでチャンスメイクする場面はあったが、その後はなかなか攻撃に関わる場面は少なく、チームも前半38分にRマドリードのエムバペに今季リーグ30点目を許して、前半は0―1で折り返す。

 久保は後半も守備に追われる時間が長く、同11分には右足首付近を痛めて倒れる場面もあったが、同15分頃には右サイドでボールを受けてドリブル突破とパスでチャンスメイク。さらに同25分にはゴールライン際で巧みなドリブルからクロスを上げるなど、少ないチャンスの中でもボールを持てば違いを作った。

 しかし、後半38分にRマドリードがカウンターからビニシウスのパスを受けたエムバペが左足でニアを打ち抜き、この日2点目で試合を決めた。同41分には今季限りでRマドリードを退団するクロアチア代表の39歳MFルカ・モドリッチが交代する時には両チームが花道を作り、レジェンドのラストマッチに花を添えた。

 久保はフル出場し、Rソシエダードでの3シーズン目となった今季は36試合5得点で終了した。

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