◆明治安田J1リーグ▽第18節 横浜FM―鹿島(25日・日産スタジアム)
横浜FMがホームで鹿島を3―1で下し、70日ぶり勝利でクラブワーストだった連敗を7で止めた。
21日の神戸戦(1●2)でクラブワーストの7連敗で11戦未勝利となり、今節迎えたのは7連勝中で首位の鹿島だったが、横浜FMは立ち上がりのチャンスを生かす。
前半4分にゴール前のこぼれ球をDF永戸が利き足とは逆の右足で豪快なシュートを突き刺してリーグ6戦ぶりに先制点を決めると、同13分には左サイドからボールを展開し、中央のMF山根からのパスを受けた右サイドのFWヤンマテウスが左足で冷静にゴール左へ流し込んで追加点。連敗脱出へ、立ち上がりでリーグ6戦ぶり先制点&複数得点をマークした。
その後、鹿島に押し込まれる状況もあったが、DF松原、デンの2センターバックを中心に体を張ったプレーでゴールを死守。すると同27分にはFWアンデルソンロペスの突破から、最後はゴール中央からFWヤンマテウスが鮮やかな左足シュートをゴール左上へ流し込んで、今季リーグ最多タイの3点目でリードを広げた。
前半36分に鹿島のFWレオセアラにゴールを奪われたものの、前半は3―1でリードして折り返した。
後半は立ち上がりから鹿島に押し込まれる展開が続き何度もセットプレーを招いたが、集中力高く守り、決定機は作らせず。このままリードを守り抜き、3月16日のG大阪戦(2〇0)以来、70日ぶり勝利となる今季2勝目を挙げた。