◆明治安田J1リーグ ▽18節 横浜FC1―1柏(25日・ニッパツ)
柏はアウェーで横浜FCと対戦し、1―1で引き分けた。前半19分にFW鈴木武蔵に先制弾を沈められるが、同32分にFW細谷真大が同点弾を沈めた。
日本代表に選出されたエースが結果で証明した。1点ビハインドの前半32分、DF小屋松知哉の左クロスがゴール前に上がると、相手DFにユニホームを引っ張られながらも細谷は右足を伸ばした。「若干ファー気味に流れたので、足を思いっきり伸ばして当てた」。同点弾となるボールはネットの中へ吸い込まれ、同僚と抱き合った。23日に2026年北中米W杯アジア最終予選のメンバーに選ばれた直後の試合で存在感を発揮した。
昨年8月に日本代表に招集された際も、直後の第29節東京V戦(2●3)で得点を獲得。今季の4得点全てが同点弾か決勝弾という勝負強さを再び見せつけ、「なんで選ばれたかというのを証明しないといけないと思っている。数字のところで見せたかった」と胸を張った。一方で、後半のチャンスで放った一撃は惜しくもゴールの枠をたたき、「後半の最初らへんはずっと流れが悪くて、耐える時間でしたけど、自分のあそこの一発が決まってれば流れも変わってた。チャンスも多かったので仕留めきりたかった」と反省も口にした。
柏U―18の同期であるMF熊坂光希も日本代表にともに選出され、「素直にうれしいですし、クラブにとっても大きいと思う。