前Rマドリード監督のカルロ・アンチェロッティ氏が26日、リオデジャネイロでブラジル代表監督就任会見を行った。
アンチェロッティ新監督は「世界で最も大きな成功を収めてきた代表チームを指揮できることを、非常に光栄に思う」と前置き。
続いて、6月上旬に行われる2026年W杯南米予選の2試合(5日・対エクアドル、10日・対パラグアイ)に出場する25選手(ただし、最終リストでは23人に絞られる)を発表した。「経験豊富でリーダーシップがある」と高く評価するMFカゼミーロ(マンチェスターU)が1年7か月ぶりに招集された他、GKアリソン(リバプール)、CBマルキーニョス(パリSG)、FWビニシウス(Rマドリード)らが順当に選ばれた。故障から復帰途上にあるFWネイマール(サントス)は外れた。
ブラジルは、26年W杯南米予選で参加10か国中、4位と不振。3月にはアルゼンチンに1ー4と大敗する屈辱を味わい、出直しを図っている。欧州5大リーグをすべて制覇し、欧州CLで5度優勝している65歳の名将への期待は大きい。