J1鹿島のMF柴崎岳とDF安西幸輝が27日、ホームタウンの茨城・行方市の麻生東小を訪問し、全校生徒と交流した。
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イベントは校内の体育館で約1時間行われ、子どもたちは大喜び。
32歳の柴崎は28日、29歳の安西は31日が誕生日ということで、子供たちからサプライズで誕生日ソングのプレゼントがあった。柴崎は「いい思い出になりました」と笑顔で振り返り、「小学生のエネルギーはすごいなと。ホームタウンは自分たちのベースにあるもの。子供たちのためにできることは、クラブとしても続けていきたい」と話した。
ピッチさながらの運動量、そして卓越した話術で体育館を沸かせた安西は「小学生時代を思い出しましたね。童心に返ったので、これからの頑張りにつなげていきたい」で回想した。自身の「2番」の鹿島のユニホームを着た小学生からの「好きな食べ物は?」の質問には「お母さんが作ったカレーライス!」と即答した。
ホームタウン活動の一環として行われる小学校訪問は、2007年シーズンからスタート。新型コロナの影響で19年を最後に中断していたが、昨季から再開した。クラブは負傷離脱中の選手を除く全選手に活動への参加を義務づけており、ホームタウンの小学生と選手が交流する貴重な機会となっている。