バレーボールSVリーグの初代女王となった大阪マーヴェラス(大阪M)の優勝会見が28日、大阪市内で行われ、酒井大祐監督と田中瑞稀主将、林琴奈副主将、目黒優佳、東美奈の4選手が出席した。レギュラーシーズン(RS)を1位で終え、2戦先勝方式のチャンピオンシップ(CS)を勝ち抜いての頂点。
大阪MはCS準決勝第1戦でRS4位のデンソーにストレート負けし、崖っぷち。だが、そこから2連勝で勝ち上がると、決勝でも同2位のNEC川崎に2連勝し、栄冠を勝ち取った。勝因について田中主将は、優勝を逃した昨季Vリーグも挙げ「(昨季は)自分たちで重圧をかけ過ぎていた。勝たなきゃいけないと。今シーズンは自由に、楽しむ方に頭をスイッチできた」と笑顔。林も「楽しむことの方が大きいシーズンだったので、そこが良かった。1人1人が試合への持って行き方を工夫できていた」と振り返り、「旅行にいったり、少しリラックスさせて頂いています」とオフを満喫している様子だった。