◆陸上アジア選手権 第2日(28日、韓国・クミ)

 男子100メートル決勝が行われ、昨年のパリ五輪400メートルリレー代表の柳田大輝(東洋大)が10秒20(追い風0・6メートル)で優勝した。2位のプリポル・ブーンソン(タイ)に0秒002差で勝利した。

東田旺洋(関彰商事)は10秒39で7位。

 柳田は9日の関東学生対校選手権で追い風4・5メートルの参考記録ながら9秒95をマークして優勝すると、18日のセイコーゴールデングランプリ(東京・国立競技場)では19年ドーハ世界陸上金メダルのクリスチャン・コールマン(米国)らを破って優勝。それでも、東京世界陸上(9月)の参加標準記録(10秒00)を目指していただけに「優勝できたことはもちろんいいですが、どの選手も夏に向けて絶対にギアが上がってくる。まずは代表権を取ることからですけど、世界陸上で負けないように練習していきたい」と気合を入れ直していた。

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