女優の桜田ひよりが28日、都内で行われた主演映画「この夏の星を見る」(山元環監督、7月4日公開)の星空観測イベントに出席した。

 新聞で連載後、2023年に刊行された辻村深月氏による長編小説が原作。

コロナ禍を舞台に複雑な思いを抱えた中高生の青春を描く。

 会場は東京・新宿バルト9のあるビルの屋上。「まさかのヘリポートで。夢にも思わなかった」とイベントの開催場所にビックリした表情を見せた桜田は、「ヘリポートに立つのは人生初めてです」と大興奮。晴れ空模様に「本当にすごくキラキラしていて、雨も降らず、ひと安心しました」と笑みを浮かべた。

 作品の舞台となった20年は、登場人物と同じ高校生だった桜田。当時を「周りで文化祭や体育祭、部活の大会が中止になった人も多くいた」と回想。自らの仕事にも影響したそうで「自粛が明けてからのフェイスシールド越し、マスク越しのお芝居が何とも不思議になったのを今でも覚えています」と振り返った。

 この日は共演した水沢林太郎、中野有紗、本作の天文部顧問のモデルとなった土浦三高・岡村典夫教諭と共に望遠鏡を使った星空観察を実施。「あー見えました!とってもきれい!」と声を弾ませていた。

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