フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜・午前8時14分)は29日、備蓄米の売り渡しなどを巡り、28日の衆院農林水産委員会で小泉進次郎農相が立憲民主、日本維新の会、国民民主の各党党首級の3人が質問に立ち論戦を交わしたことを報じた。
このニュースで出演者から気になった発言を聞かれたMCで俳優の谷原章介は「みなさん、残念だなと思われたのは、国民民主党の玉木(雄一郎)代表の『1年たったら動物の餌になるようなお米』」と明かした。
続けて「これってご自身で後ほど釈明をされて、一瞬でなくなってしまうものだから、大事なことは米価全体の市場の価格を下げることだ、と。そのためにこんな安くなっているお米を安い値段で売ったって意味がないじゃないかっていう意味合いだということなんですけども」とし「基本、備蓄米は何か災害が起きた時に人間が食べられるように取っているコメであって…そういう発言は残念だなと思いましたし、実際、備蓄米の中からこども食堂だったりとか、なかなか生活に困窮されている方に向けて無料配布されていたり、去年なんかだったらコメの不作で米菓?おせんべいだったり、そういうようの少なくなったお米で入札で放出もされていますから、人間も十分食べられると僕は思っています」と示した。
谷原が指摘した国民民主党の玉木雄一郎代表の発言は、農林水産委で小泉農相への質問の中で、政府が放出する備蓄米に関し「あと1年たったら動物の餌になるようなもの」と述べたもの。政府が放出する2021年産備蓄米を指しているとみられる。政府は、約5年間の保存期間を過ぎた備蓄米を飼料用などとして売却しているが、玉木氏の発言にはSNS上では不適切などとの批判が上がっている。