テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は29日、一部の事業者へこの日から引き渡しされる政府が随意契約で売り渡す備蓄米について特集した。

 スタジオでは、2021年産米(古古古米)10万トンの申請受け付けが30日にも再開されることを伝えた。

店頭価格は5キロ1800円を想定しており、随意契約の対象はこれまでの大手小売りから中小スーパー、米穀店に変更となる。小泉進次郎農相は28日に「様々な形を検討しながらスピード感をもってできる限り広く行き渡る努力を続けたい」と述べ、29日夕方に説明会を行う。

 古古古米についてコメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「僕もさすがに古古古米とかって食べたことなくて、これが本当にコメはコメなんだけど、同じものかっていうふうなことになる、と…小泉大臣も、違うものとして安く売っているんだって話をしているんだけど、じゃあ、それが同じコメですか?って言えるほど味が同じかどうかってわかんないです」と指摘した。

 さらに「しっかり保存してますって言っているんだけど、どれぐらい味が劣化するのか…僕は浪人しているとき、一年間、東京で寮生活送ったんですけど、人生で初めておいしくない米があるってわかったんです。その時はわからなかったんですけど、後で聞いたらそれは古米だったんです。当時は古米の保存方法とか今とは全然、冷凍技術とか違うと思うんで当時のイメージで語ってはいけないかもしれないんですけど」とコメントしていた。

 

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