大相撲の第75代横綱に昇進した大の里(二所ノ関)の新しい綱を作る「綱打ち」が29日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で行われた。真新しい綱は4・22メートル、7・2キロだった。

大の里は「ようやく実感が湧いた。小さい頃から見ていた。責任感を持って頑張りたい」と決意を新たにした。

 その後雲竜型での横綱土俵入りを師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)教わった。「せり上がりのところを意識した。大きな体をより大きくみせられるようにしたい」と抱負を述べた。

 この日は大の里のはからいで、石川発祥で大の里が好きなチャンピオンカレーのキッチンカーが登場。綱打ちを手伝った二所ノ関一門の力士、関係者らに約250杯のカレーを振るまった。金沢から7時間かけてきたというチャンピオンカレー関係者は「地元から横綱が出てうれしい」と話した。

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