◆第71回東京ダービー・Jpn1(6月11日、大井競馬場・ダート2000メートル)1週前追い切り=5月29日、美浦トレセン

 羽田盃を5馬身差の圧勝で制したナチュラルライズ(牡3歳、美浦・伊藤圭三厩舎、父キズナ)は、Wコースで横山武史騎手を背に単走で追い切られた。折り合いを確認しながら、最後は強めに追われ5ハロン66秒7―11秒3をマーク。

伸びは軽快そのもので、新たに装着したパシュファイヤー(網目状のブリンカー)の効果も感じられる。

 横山武史騎手は「まだ息遣いには重たいところもありますが、今日のひと追いで中身はできてくると思います。右にモタれる面はありますが、折り合いがついたのが何よりで、時計の刻み方としても申し分なかったです」と声を弾ませた。3歳ダートクラシック2冠目へ向けて、視界は良好だ。

編集部おすすめ