J2北海道コンサドーレ札幌MF木戸柊摩(22)が、直近2戦の屈辱を晴らしにいく。札幌は29日、アウェー・仙台戦(31日)に向け宮の沢で紅白戦を行った。

攻守にわたって存在感を示し「立ち上がりにやられる試合が続いている。そこは断ち切らないといけない」と7試合ぶりの先発へアピールした。

 大体大から加入し、開幕戦でスタメンを張る上々のスタートを切った。しかし計4度の先発でフル出場はなく、4月の2戦はいずれも前半までで交代。「ハーフタイムでの交代は悔しい思いを持っていた。もっとやらなきゃいけないなと」。課題の守備面から見つめ直し、克服に取り組んできた。

 FW、シャドー、ボランチと多くのポジションをこなすも、5月以降は途中出場が2度と定位置確保には至っていない。「与えられた役割プラス自分の能力を発揮していかないと。まずはもっとチャンスに絡むこと。結果が欲しいし、得点を取りたい」。3位につける難敵撃破に貢献し、現在の立ち位置を変えてみせる。

(砂田 秀人)

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