◆第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月30日、栗東トレセン

 クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)は団野大成騎手(レースは北村友一騎手)がまたがり、坂路で最終調整を行った。68秒4―16秒1とゆっくりだったが、力感あふれるフォームで上がってきた。

馬体チェックを終えた斉藤崇調教師は「良さそうですね。追い切りのダメージもないです」と笑みを浮かべた。

 休み明けで挑んだ皐月賞よりも、全ての面で上積みがある。「体にボリュームが出てきています。皐月賞はそれが(出てこなくて)しんどかった。皐月賞からダービーにかけて変わってきました。得意でなかった左手前でもしっかり走れるようになりました」とトレーナー。勝ち切って、世代最強を証明する。

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