国民民主党の榛葉賀津也幹事長(58)が30日、国会内で会見を行い、玉木雄一郎代表の「えさ米」発言などを謝罪した。
玉木氏は28日の衆院農林水産委員会で、小泉進次郎農水相への質問で、備蓄米について「あと1年経ったら、えさ米。
榛葉氏は、「SNSの切り取りだけでおっしゃっている方が多いようにみえる」とし「玉木が言いたかったのは、継続的に農家を含めて安定の米行政できるんですかということ。言葉の選択肢については玉木もよく分かっています」と強調。その上で、記者から玉木氏の発言や自身の演説中での「博多は美人が多い」発言について思いやりが足りないのではとの問われると「改めて誤解を生む発言、脇の甘かった発言。心からお詫びを申し上げたい。玉木にも伝えたい」と謝罪した。
一方、国民民主党の党勢については「最近絶不調ですよ」と苦笑い。逆風を感じているのかとの質問には「正直勢いは引き続きご支援を賜っているという感じです。この前、高知では、豪雨でどしゃぶりのなか300人集まってもらえた」と自信。参院選比例選に擁立する山尾志桜里元衆院議員は会見をしないのかの質問には「やるべき時はやるんじゃないですか。政治家ですから、山尾さんが判断して。基本、やった方がいいと思いますがね」と見解を述べた。
共同通信の24、25日の全国緊急電話世論調査によると、参院選比例代表の投票先は自民28・6%、国民民主党14・3%、立民13・6%、日本維新の会6・3%、れいわ新選組5・2%の順となっている。