大相撲の第75代横綱・大の里(二所ノ関)の横綱推挙式及び奉納土俵入りが30日、東京・渋谷区の明治神宮で行われた。横綱土俵入りで太刀持ちを務めた小結・高安(田子ノ浦)は「記念すべき土俵入りを、間近で見られて感動した」と感慨深げに語った。

 高安は大の里の師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)の弟弟子にあたる。兄弟子の横綱土俵入りでも太刀持ちを務めた経験があり「二所ノ関親方から太刀持ちを要請され、快く引き受けた。二所ノ関親方も力強かったが、大の里の四股も力強く、素晴らしかった」と語った。

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