プロバスケットボール男子、Bリーグの年間表彰式が30日、都内で行われ、2024~25年シーズン東地区王者の宇都宮からD.J・ニュービルがリーグ初となる2年連続2度目の最優秀選手賞(MVP)に輝いた。

 今季は1試合平均17・1得点、同5・5リバウンド、リーグ2位となる6・1アシストをマークするなどオールラウンドに活躍。

2月にケビン・ブラスウェル前監督が亡くなった悲しみを乗り越え、絶対エースとしてチームをけん引し、3季ぶり3度目の優勝へと導いた。「チームメイト、ファンの皆さま、コーチ陣、そして、家族に感謝しています。何よりブラスウェルHCに。彼は自分がチームにきてからずっと自分を鍛えてくれて、よりいい選手になるために自分をプッシュしてくれた。彼をシーズン途中で失ってしまうということになって、とても苦しい状況ではありましたが、教えてくれたすべてのことがこのチームをプッシュしてくれて、彼が教えてくれたことを自分たちがコート上で体現し続けるということがこの優勝につながったと思います。感謝してもしきれない。このMVPはあなたのおかげで受賞できたと思っています。あなたにささげたいと思っています」と話した。

 また、ベスト5にはニュービルのほか同じ宇都宮でパリ五輪代表の比江島慎、デイビッド・ヌワバ、佐々木隆成(ともに三遠)、ヴィック・ロー(琉球)が選ばれた。

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