◆明治安田J1リーグ ▽第19節 町田―横浜FM(31日・Gスタ)

 町田はホームで横浜FMと対戦し、0―2の2点ビハインドで前半を終了した。

 町田はMF沼田駿也が今季リーグ戦初先発。

前節の岡山戦(2△2)で同点弾を沈めたFWミッチェルデュークも先発に名を連ねた。

 町田は前半6分、右のCKからMF仙頭啓矢が上げたクロスをDF昌子源が頭で合わせて、ネットを揺らした。しかし、VARの判定の結果、町田側にファウルがあったとして得点は認められなかった。

 相手GK飯倉大樹の好セーブにも阻まれる中、同24分に先制点を許す。DF永戸勝也のパスをもらったFW遠野大弥は反転すると、右足を一閃(いっせん)。きれいにカーブのかかった球にGK谷晃生は一歩も動くことが出来ず、ボールはゴール右隅に吸い込まれた。

 同27分には相手のカウンターでピンチになると、FWヤンマテウスのパスをFWアンデルソン・ロペスがスルーし、エリア内の遠野が右足でシュート。谷は手を伸ばすも届かず、ゴール右に追加点を沈められた。

 黒田剛監督は29日の練習後に横浜FM戦へ向けて、「個が鋭い選手がいる。そういった攻め残っているような選手をいかに封じるのかが重要なポイントになってくる」と分析しており、「どうなるかは分からないけど、良い展開に持って行けるように。理想的なレイソル戦(3〇0)のように持って行ければいいと思う。選手の士気も上がってきたので、その辺は期待したいなと思います」と話していた。

編集部おすすめ