★京都3R・3歳未勝利の馬トク激走馬=レインオンミー
昨年9月に芝でデビューしたリアルスティール産駒は一時はダートにも投入され、今年に入ってからは再び芝に戻したものの掲示板すら確保できない状況だ。
それでもデビュー戦では上がり3ハロン33秒9をマークしたように末脚は一級品。
今回は「騎手が好調」と「馬体重あり馬格上位」の2点が激走馬の要因に挙がっている。特に前者に関しては、ダービーの裏で騎乗するベテランの手腕に期待したい。
★東京7R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=サイモンカーチス
6歳のコパノリッキー産駒は中央で未勝利。22年4月の地方交流(金沢)で初勝利を挙げたが、1勝クラスでは掲示板に載るのも苦労しているレベルだ。
そのような馬が激走馬にピックアップされた要因は「期待値高い偶数馬番」と「馬体重あり馬格上位」の2点だが、仕上指数も首位の数値をマークしている。
数値が示す通り、今週の美浦・坂路では自己ベストを1秒も更新する51秒3をマーク。調教とは言え、いままで以上に動ける体になってきた点は見逃せない。
★京都10R・安土城ステークス(4歳上オープン)の馬トク激走馬=タマモブラックタイ
3歳時のファルコンSを制した重賞ウィナー。それ以降の重賞では掲示板すら難しい状況が続いているが、リステッド競走ならチャンスの芽が出てきそうだ。
同じ舞台はスワンS(13着)以来になるが、勝ち馬からは0秒8差。京都の6ハロン戦ではオパールSで0秒3差の4着と好走しているように京都は最も内容がいい舞台だ。
激走馬の要因としては「このレースに向く体形」と「馬体重あり馬格上位」の2点。仕上指数もトップタイの数値をマークしているように、一変しても驚けない状態にはある。