◆明治安田 J1リーグ▽第19節 G大阪0―1鹿島(31日・パナソニックスタジアム吹田)
G大阪は前半9分に失った1点に追いつくことができず、黒星を喫した。
前半9分、相手の最終ラインからロングパス1本で鹿島のFWレオセアラにゴール前に抜け出され、先取点を失った。
0―1で始まった後半は、25分付近から、相手陣ペナルティーエリアでボールを回す時間が増えてきた。サポーターのボルテージも最高潮となり、同点弾に期待がかかる。28分には右サイドを強烈な速さで駆け上がったFW山下諒也が鋭いクロスを供給。相手DFの裏へ飛び込んだファンアラーノが左足を合わせたが、左ポストをたたき、ゴールはならなかった。31分にはエリア手前からFW宇佐美貴史が放ったFKはゴール左上を狙ったが惜しくもバーの上。36分にはスルーパスに抜け出したFWデニスヒュメットがゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定となり、惜しいシーンは幾度となく作ったが得点にはいたらなかった。
アディショナルタイムにはクロスに半田が頭を合わせたが、これもポスト直撃。多く相手を崩すシーンはつくったが、最後までゴールをこじ開けることはできず、ホイッスルが鳴った。G大阪はリーグ4試合連続白星なしで前半戦が終了。対鹿島では2021年から公式戦12戦1勝となった。