◆明治安田 J1リーグ▽第19節 G大阪0―1鹿島(31日・パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪が、現在首位の鹿島に黒星を喫した。これで4試合連続白星なし(1分け3敗)、7勝3分け9敗で今季リーグ戦の前半が終了となった。

 前半9分、相手の最終ラインからロングパス1本で鹿島のFWレオセアラにゴール前に抜け出され、先取点を失った。その後は相手のシュート3本に対して、5倍以上の16本を放ちながら、得点は生まれず。MFファンアラーノ、DF半田陸のシュートはポストをたたき、FW宇佐美貴史のFKはバーをかすめて枠外へ。FWデニスヒュメットもパスに抜け出してゴールネットを揺らしたがオフサイドとなった。

 試合後、ダニエル・ポヤトス監督は「非常にコメントするのが難しい試合。フラストレーションが自分自身の中にたまっていて、試合前に話していた通り小さなエラーをしっかりと突いてくるというところを示された。この3ポイントを取れなかったことをとてもとても悔しく思っていますし、納得はしていない。でも、チームは鹿島を内容的には上回ったと思う。フットボールをもっと追求して、ポイントを積み重ねるために勝つというところを続けていきたい」と絞り出すように話した。前半11分、ペナルティーエリア内で宇佐美が倒されたがノーファウル。同32分に相手に当たってボールがゴールラインを割ったように見えたが、ゴールキックになったシーンなど、納得のいかないジェスチャーが見えた判定もあった。それでも指揮官は「ここで言ってしまうと警告とかを受けてしまうかもしれないが、自分自身は黙って、受け入れて、次に進みたい」と短く話した。

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