◆サッカー・静岡県高校総体準々決勝 磐田東1―0東海大静岡翔洋 (31日、遠州灘海浜公園球技場)
準々決勝が行われ、4強が決まった。磐田東は東海大静岡翔洋に1―0で競り勝ち、3年ぶりの4強入りを果たした。
磐田東はFW袴田琉聖(3年)が後半12分に決勝点を挙げた。県総体では優勝した22年から4年連続でベスト8入りを果たすも、過去2年は4強の壁に阻まれていた。山田智章監督(60)は「ずっと越えられずに苦労してきたが、選手たちの頑張りが報われる結果になった」と喜んだ。
袴田の本職はボランチだが、この日は守備を固めるため右サイドMFで先発した。公式戦では初めてのポジションだったが、スタメン定着につながった1月の静岡学園との県新人戦決勝(2●3)で先制点を決めたように勝負強さを発揮。「今日は積極的にいけました」と胸を張った。
準決勝の相手は藤枝東。静岡県Aリーグ所属の磐田東にとって、プリンスリーグ東海で戦う相手は1つ上のカテゴリーだが「挑戦者の気持ちで戦います」と力を込めた。(伊藤 明日香)