【巨人】先発・戸郷翔征は５回２/３を９安打１失点で降板「すぐにホームランを打たれてしまった事が大きな反省点」 (2025年6月1日)

◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 中日―巨人（１日・バンテリンドーム） 巨人の戸郷翔征投手が今季２勝目をかけて先発登板。５回２/３を投じ、９安打１失点で降板した。 初回の攻撃で泉口の適時二塁打で先制し、援護を受けてマウンドに上がった。先頭の上林に右前打で出塁されると、続く板山の打席では捕手の岸田がすかさず盗塁阻止。板山も左飛に抑えたが、３番の岡林に右翼席へ本塁打を浴びてすぐに同点とされた。 さらに、４番のカリステにも中前打を打たれると５番のボスラーに右前打を浴びて２死一、三塁とピンチを拡大。続く石川昂に四球を与えて２死満塁とするも村松を一ゴロに抑えて最少失点で切り抜けた。 ２回は２死から上林に中前打を打たれるも後続を断ち無失点。３回も２死から走者を出したが得点を許さなかった。４回は先頭の石川昂から連打を浴びると、松葉に犠打を決められて無死二、三塁と危機を招いた。さらに、続く上林に四球を与えて１死満塁と再び危機を招いたが、板山を空振り三振、岡林を中飛に抑えて踏ん張った。 ５回はこの試合で初めての３者凡退。６回は先頭の村松に左前打を許し、なお１死一塁で松葉に犠打を決められ走者を進められた。続く上林が申告敬遠されると、ここで阿部監督はボールを手にマウンドへ。戸郷は投手交代を告げられ中川に継投した。 杉内投手コーチは右腕の調子について「全体的に球が高い。変化球がボールになってストレートをはじき返されているので、どんどんゾーンで勝負していってほしい。実績がある投手なので、試合の中で修正してしっかりゲームを作ってほしい」とコメント。戸郷も「先制してもらったあとすぐにホームランを打たれてしまった事が大きな反省点です」と振り返った。