6月1日の京都メイン・安土城S(4歳上オープン・リステッド、芝1400メートル=16頭立て)は6番人気のラケマーダ(牡5歳、栗東・千田輝彦厩舎、父アメリカンペイトリオット)が勝った。勝ち時計は1分20秒3(良)。

 スタートから促していき、道中は中団の外めを追走。じっくりと脚をためて直線に向くと、上がり3ハロン33秒0で外から突き抜けた。2着のグレイイングリーン(田口貫太騎手)に3/4馬身差をつけ、オープン初勝利を飾った。初騎乗でVに導いた藤岡佑介騎手は「映像で見て、1400メートルは合いそうだと思っていました。千田先生と話して、『ハミをかまないと伸びないよ』ということで出していきました。流れも遅くて脚がたまっている感じ。切れましたね。新たな一面が見られたかなと思います」と納得の表情で振り返った。

 千田調教師は「久々のマイル以下(の距離)だったので出していってもらいました。難しくて、折り合いがつくと伸びないので。前半はゆっくりだったけど、この上がりで上がってきているからね。様子を見ながら、秋に大きいところを狙いたいですね」と話した。

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