大相撲の音羽山部屋が1日、東京・世田谷区の総合運動場体育館で開催されたわんぱく相撲に参加した。力士たちは小学生たちの取組を見守り、声援を送った。

夏場所で幕下最下位格付け出しで初土俵を踏んだ22歳の浦山(音羽山)は、入門後初めてのわんぱく相撲のイベントに参加。子どもたちとの交流を通して「自分たちだけで成り立っているわけでないと改めて感じた。まだ小学生なので今は勝ち負けよりも、相撲を楽しいなと思ってもらえたら。小学生は自分らにはないフレッシュさと元気があるので、良い機会ですね」と笑顔で語った。

 夏場所は4勝3敗と勝ち越しも、四番相撲を終えて1勝3敗と苦しんだ部分もあった。名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)へ向けては「一番の今の課題は立ち合いに慣れること。立ち合いの強さが自分の持ち味でもあるので、しっかりと合わせられるように。自分の呼吸で立てるようにしたい」と課題克服を誓った。

編集部おすすめ