◆第139回目黒記念・G2(6月1日、東京・芝2500メートル、良)
日本ダービーの余韻の残るなか、18頭立てで争われ、1番人気で武豊騎手騎乗のアドマイヤテラ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)が最後の直線で抜け出し、ゴール前の追い比べを制して、大阪―ハンブルクC(オープン)に続く2連勝で、重賞初制覇を飾った。昨年の京都新聞杯(4着)、菊花賞(3着)に続く3度目の重賞挑戦だった。
2着は6番人気のホーエリート(戸崎圭太騎手)、3着は9番人気のマイネルクリソーラ(横山武史騎手)だった。
戸崎圭太騎手(ホーエリート=2着)「状態は良さそうに感じました。ポジションも楽にとれました。スローペースでも折り合いがついて、最後までよく伸びてくれました」
横山武史騎手(マイネルクリソーラ=3着)「よく頑張ってくれました。スローペースでこの馬としてはよくない展開でした。それでも(最後に)きているので、充実期に入っていると思います。着順だけが残念でした」
松山弘平騎手(ディープモンスター=4着)「道悪は得意ではなくて、いい条件ではなかったですが、これだけしっかりと脚を使ってくれました。まだやれる馬だと思います」
ダミアン・レーン騎手(シルブロン=5着)「スタートを出て、リズム良く運べましたし、ペースが遅くなったので動いていきましたが、ハナに立ってもリズム良く回ってこられました。
津村明秀騎手(ヴェルミセル=6着)「状態は良さそうだったんですが、ペースが遅すぎました。まくっていく判断をしてもよかったかもしれない。力はつけています」
昆貢調教師(マテンロウレオ=7着)「よく頑張ってくれました。ペースもあまりよくなかったし、斤量も背負っていたから、ポジションもよくなかった。競馬的には中途半端になってしまいました」