◆ラグビー リーグワン・プレーオフ決勝 BL東京18―13東京ベイ(1日、東京・国立競技場)
昨季王者でレギュラーシーズン(RS)1位のBL東京(旧東芝)が、同3位の東京ベイ(旧クボタ)を18―13で下して4季目のリーグワンで初の2連覇を達成した。連覇は前身のトップリーグ(TL)時代の2009~10年シーズン以来15季ぶりで史上最多の3度目。
日本出身選手と海外出身選手の絆の強化に、リーチが一肌脱ぐことは珍しくない。今季リーグの休暇期間中、BKコリンズ(31)やWTB森勇登らロッカーが近い8人を誘って山梨でテントサウナを楽しんだ。チームには出身校、入団年別など小さなグループがあり、韓国出身選手のグループもあるが「それは僕が会長をやっていて」とリーチ。「要は、飲みに行く機会を(つくるため)」と笑う。
旧東芝時代から「飲みニケーション」はチームの伝統。午前練習が終われば、行きつけの定食屋で食卓を囲む。ワンチームを育む文化は「それは僕だけじゃなくて、東芝というチームがそういうチームなので」と言うリーチ。自然な振る舞いが、リーダーとして人を惹きつける。(大谷 翔太)