ラグビー元日本代表の箕内拓郎氏、菊谷崇氏、廣瀬俊朗氏が2日、都内で行われた大正製薬株式会社の特別企画「ラグビー日本代表歴代キャプテン対談」に参加した。2001年にスタートした同社の協賛が、25年目を迎えたことを記念して実施。
02年から08年までチームをけん引した箕内氏は、02年5月に第1回が開催された「リポビタンDチャレンジカップ」のロシア戦でいきなり主将として代表デビュー。「時代を感じますね。本当に色んな人のご尽力のおかげ。当時、結果が出ていなかった日本代表にスポンサードしていただいて感謝しかない。サポートしていただいて今があるので」と懐かしげに振り返った。箕内氏の直後に主将を務めた菊谷氏は「(主将タイプじゃない?)僕が1番思ってます」と笑顔。人生初のキャプテン就任だったといい「やり方は『箕内さんはこうやってたなぁ』とか思いながら」と、手探りだったことを明かした。
今年度の「リポビタンDチャレンジカップ」は、ジャパン・フィフティーンとして臨みキャップ対象外となる28日のマオリ・オールブラックス戦が初戦。7月に世界ランク11位のウェールズと2試合を行い、10月に同8位のオーストラリアと対戦する。「(エディー政権)2年目のスタート。難しい環境で試合することになると思うが、日本代表としてテストマッチは勝たないといけない。