◆第75回安田記念・G1(6月8日、東京競馬場・芝1600メートル)=6月3日、栗東トレセン

 今回が転厩初戦のウォーターリヒト(牡4歳、栗東・石橋守厩舎、父ドレフォン)は、角馬場から坂路を流し、明日4日の最終追い切りに備えた。橋本助手は「落ち着いていて状態も良く、順調に本番を迎えられます」と好感触を伝えた。

 前走の東京新聞杯で初重賞制覇。その後は河内厩舎が定年解散となり、石橋厩舎に移った。「転厩にもすぐに順応してくれた。賢い馬で、こちらのリクエストに応えてくれます」と影響はなさそう。昨年のNHKマイルCでは8着だったが、当時は皐月賞からの臨戦で間隔がタイトだった。休み明けでもフレッシュな今の状態なら、G1で通用していい。

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