巨人の長嶋茂雄終身名誉監督=報知新聞社客員=が3日午前6時39分、肺炎のため都内の病院で死去した。89歳だった。

読売新聞社が発表した。

 長嶋さんが最後に大相撲を観戦した2022年初場所で、観戦を付き添った八角理事長(元横綱・北勝海)は「突然の訃報に驚くとともに、大変悲しく、言葉がありません。誰もが認める『ミスタープロ野球』『昭和の大スター』であり、私にとっても『憧れの人』であった長嶋さんが亡くなられ、心の灯がひとつ消えた思いです。

 長嶋さんは大相撲も大好きで、何度も国技館にお越し頂きました。私はいつも『監督』と呼ばせて頂いていました。役員の親方とともに、国技館の花道で、監督と一緒に土俵を見守ったことを、今でも鮮明に覚えています。この思い出は、私の宝物となっています。

 監督、長い野球人生、本当にお疲れ様でした。また、たくさんの感動を頂き、本当にありがとうございました。

 天国では、野球とともに、大相撲も見守って頂き、力士らの活躍を楽しんでください。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」とコメントした。

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