サッカー日本代表は3日、オーストラリア西部・パース市内の練習場で、26年W杯アジア最終予選・オーストラリア戦(5日、パーススタジアム)に向けた練習の2日目を行った。

 MF中村敬斗(Sランス)は、今季11ゴールでフランス1部では日本人初の2ケタ得点を達成したが、チームは1部16位でシーズンを終え、先月末に行われた、2部3位メッスとの入れ替え戦で2戦合計2―4で敗れ、来季2部降格が決定した。

自身の結果については「昨シーズン、フランスリーグに来て、アジャストするっていうところで1年使って、今年は勝負する年と思っていた。そういった意味で序盤から得点を重ねることができて、コンスタントに点を取ることできたので個人としては11得点できたんで、個人だけで見たら良かったんですけど、それがなかなかチームの勝利に結びつかなかったこともあったんで、残念ですね」と振り返り、「降格してしまったことは本当に残念ですし、今シーズンほとんどの試合でスタメンで出たんで責任を感じていますし、残留できなかったこと、本当に申し訳ないですね、ファン、サポーター、チームに対して」と悔しさをにじませた。

 W杯まで残り約1年ということも踏まえ、今後のキャリアについて質問を受けると「将来のことはわかんないんで。行った先だったり、いるチームで頑張れればいいかなと思います」と話した。

 また、今回の代表には同世代の選手が増えたが、自身にとってW杯のメンバー入りに向けて重要なアピールの場になると強調する。「W杯が決まって、自分も生き残りをかけてやっている。(同世代の選手を)引っ張っていくというか、しっかり目線を合わせて一緒に戦っていくっていう感じです」と意気込んだ。

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