プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(30)=大橋=が3日、自身のインタグラムを更新。左肩の修復手術を受けたことを報告するとともに、ストーリーズ機能で病室での写真とともに「生きてます 強くなって リングに戻ります」とのメッセージを投稿し、再起を表明した。

 5月28日、横浜BUNTAIでIBF世界同級王座決定戦に臨み、同級1位エドゥアルド・ヌニェス(27)=メキシコ=に0―3の判定で敗れ王座獲得に失敗。試合後、兄のIBF世界フライ級王者・矢吹正道(32)=LUSH緑=がXで力石が試合前に肩を負傷しており手術を受ける予定だと明かしていた。

 力石は「兄が気を使ってなのか肩の怪我を公表してしまいましたが僕はバンカート損傷とSLAP損傷という怪我で今日その修復手術をしました。でも練習については悔いなく日々追い込み過ぎてオーバーワークになる程練習もし最後はスパーをできるまでに調子は戻っていましたし本気でそのやり方で勝てると思って試合に臨んでいたので例え肩が怪我していなくても同じ作戦で試合をしていたと思うので負けていたと思います。ただ、もうちょっとパンチは打てたのでエキサイティング出来たのではとは思います」と振り返った。

 続けて「今回の試合で僕の評価は大きく落ちて見損なった方々も沢山いると思います。当然です。でも僕は諦め悪く自分はもっと出来ると信じてますし、こんなずっと距離とってカウンター狙うボクシングも疲れるしやりたく無いので、この試合で自分のボクシングはこんなんじゃないのに気付けたし、タフだったので攻撃により重きを入れた自分のボクシングを完成させてこの舞台に戻って次は応援して下さる皆さんを失望させないような内容で試合をして世界目指して自力でヌニェスと再戦出来る場所まで上がってボクシング人生やり切ります」と再起への決意を表明。

 「兄のように今後の結果で評価をひっくりかえします しっかりリハビリして早期にリングに戻ります」と締めくくった。

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