デビュー2年目の坂口智康騎手(34)=美浦・尾形和幸厩舎=が6月4日、栗東トレセンで初めて調教に騎乗した。

 6月8日の阪神競馬で初めてコンビを組む予定のカズラポニアン(牡6歳、栗東・高橋一哉厩舎、父へニーヒューズ)や、同じ厩舎でデビュー前の新馬マスキュラー(牡2歳、父トゥザワールド)の手綱を執った。

 坂口騎手は「調教では(栗東は)初めてです。障害の施設がきれいですね。角馬場の障害の高さも美浦とは違いますし、連続障害にも高さがあります。美浦は高さが抑えめですからね」と印象を語った。

 追い切り後には高田潤騎手や小牧加矢太騎手の角馬場での調教に同行。「フラットワークや障害へのアプローチなど、勉強になりました」と笑顔を浮かべ、充実した表情を見せた。

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