女子ハードル選手の中島ひとみ(28、長谷川体育施設)が4日までに自身のインスタグラムを更新。インタビューを受けたスポーツ雑誌「Number」の反響の大きさや思いを長文でつづった。

 「ちょっと長いです笑笑」と書き出し、「Number配信から5日。本当にたくさんの方が記事をみてくださり、全てに目を通しきれていないですが、いただいた多くのメッセージに優しさや温かさが溢れていて、元気や勇気をもらっています」と感謝。「数字や勝ち負けに支配される世界。勝てなければ自分に価値なんてないんだと感じてしまう。そんな日々の中で、心の中の感情がすっかり離れていってしまった高校生の頃。『辛かった』『苦しかった』そんなことを伝えたかった訳ではなくて。未熟で、弱かった私が、気付けば長い時間がかかりながらも、周りの方に助けてもらいながら、少しずつ前を向いて変わっていく過程、色んな選択肢をしながら今ここに立っている姿が、アスリートに限らず、年齢も限らず、誰かの心にほんの少しでも届いて、そっと背中を押すことができるなら…。そんな思いを込めて、家族と数少ない友達しか知らない、長く自分の心に閉じ込めてきた出来事や感情を、ぎゅっと詰め込んで言葉にしてもらいました」と、取材を受けた理由を記した。

 そして「『頑張れる勇気をもらいました』『励みになりました』『もう少し走ってみようと思いました』本当に沢山の言葉をいただきました」と反響の大きさを実感。「私はこうしてお話しする機会をもらって、多くの方に『結果』としてその成果をみていただける仕事なだけであって、どんな仕事も、どんな立場であろうと、皆それぞれ何かを抱えながら、何かに迷いながら、挑戦しながら自分の人生を生きてるだけで本当に本当に、すごいのです!!ただアスリートとして、いろんな方に勇気や感動、希望を届けることがもしできているのなら、それだけでこれまで頑張ってきた意味があって、少しでも誰かの力になれているのなら、アスリートとしてこれ以上の喜びはありません。そんな感謝の気持ちをどうしても伝えたかったのです」と思いが止まらない。「おっとっと、長っ!!!!流石に長ー!!笑 ここまで読んでくださった皆さんにあっぱれです。

それでは精神と時の部屋にこもります。来月国立で。最高の笑顔でお会いしましょう」と呼びかけた。

 ユニホーム姿でダブルピースした写真をアップ。フォロワーは「顔面かわいすぎて眩(まぶ)しい、、、」「めっちゃ可愛いです」「この写真可愛すぎて飯食える」「やっぱりひとみちゃんは世界一可愛いアスリート」「ひとみん写真集いつです?」とキュートさにくぎ付け。また「可愛いすぎる。頑張ってくださいね」「これからも応援します」とたくさんのエールが寄せられた。

 中島は昨年9月に女子100メートル障害で12秒99をマークし、日本女子7人目の12秒台ハードラーになった注目株。今季はさらに勢いが増し、4月の織田記念は12秒93をマークして優勝を飾った。さらに5月のセイコーゴールデングランプリでは、自身初の12秒8台となる12秒85をマークして4位だった。実力だけではなくビジュアルにも注目が集まっており、ネット上では「美人やわ」「ガチ美しすぎる」などの感想が集まっている。

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