日本スポーツ協会(JSPO)は4日、都内で会見を行い、国民スポーツ大会(国スポ)を開催する自治体の準備、運営を支援する新組織「国スポサポートセンター」の発足を発表した。国民スポーツ大会を契機として、地域スポーツの推進と地方創生・まちづくりに貢献するとともに、都道府県における総合スポーツ大会や競技会の運営など、日本のスポーツ界の課題を解決することを目的としている。

 発足は今月末をメドとしているが、どの大会から運用するかは未定。JSPOの遠藤利明会長は「それぞれの都道府県がどういうものが必要かの吸い上げが必要。まずは組織を作ってから対応していく」と話した。

 また、国スポだけでなく、eスポーツイベント、アニメやコンサートなどの文化イベントと協力し、年間を通じた「ワクワクし人々を湧き立たせる」エンターテインメント性のある魅力的な大会を目指すという。国スポの大会期間以外の経済効果にも期待を寄せている。

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