日本代表は4日、オーストラリア西部のパース市内で、26年W杯アジア最終予選オーストラリア戦(5日)に向けた最終調整を行った。

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 DF町田浩樹は「本当に初めて会う選手が多いので、ピッチの中でよりコミュニケーションをとるように意識はしています」と練習を振り返り「もちろん、完璧にはいかないと思う。

試合をしながらすり合わせていければ」と意気込みを語った。

 最終予選突破を決めた3月の活動は、けがで招集外だった。今予選では主軸を担ってきただけに「やっぱりあの場に立っていたかったな、という気持ちと。仲間たちが決めてくれた安心感と両方の気持ちでやっていました」と振り返った。

 今回の2連戦は事実上の消化試合とあって、チームとしては新戦力の台頭が期待される2試合となった。一方で町田のような立場の選手にとっては、自身の立場を確固たるものにするための2試合にもなる。

 町田は「僕自身、まだ全然確約された立場じゃないので、アピールという気持ちもありますが、それよりたくさん若い選手だったり、初めての選手が多いので、そういう選手たちが自分の特徴を出せるようにと思っています。僕が初招集のときに伸び伸びやらせてもらったように、気持ちよくやらせてあげたい」と主力としての自覚を示した。

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