◆YBCルヴァン杯 ▽プレーオフラウンド 第1戦 東京V0―3柏(4日・味スタ)
柏はアウェーで東京Vと対戦し、3―0で快勝した。前半23分に法大から加入した大卒新人MF中川敦瑛が先制点を獲得。
リーグ戦第7節(0△0)で対戦した際は、東京Vの強度の高い守備に苦戦して無得点。この試合も試合開始20分までの立ち上がりは苦戦し、リカルド・ロドリゲス監督も「最初の15分、20分ほどはなかなか自分たちのリズムがつかめなかった。守備がはまらずプレスがはまらない時間帯がありました」と振り返る。しかし、そこから攻守でこの試合に向けて準備してきたものを再確認。前半の終盤からは柏のペースで進み、主導権を渡さなかった。
ホームで行われる第2戦(8日)を前に、これで3点のリードという大きなアドバンテージも得た。ロドリゲス監督も「180分の戦いと捉えた上で、今回の最初の90分をなるべく多くの差をつけて終わせたかった。そういう意味でも、3―0で今日の最初の90分間を終えたのはとても大きい」とうなずく。一方で、「ただ、試合はまだ終わっていません。残り90分残されています。しっかりと回復して日曜日の試合に向けてより良い準備をしたい」と切り替えることも忘れなかった。