ジュビロ磐田がアウェーで湘南に０－２完敗…前半の戦いぶりにハッチンソン監督「点差ではなく姿勢の問題」
前半１６分、磐田はPKで先制点を許した（左から２人目はＧＫ阿部）　 画像（1枚）

◆サッカー◇ルヴァン杯プレーオフラウンド第１戦　湘南２－０磐田（４日・レモンガススタジアム平塚）

　Ｊ２ジュビロ磐田は敵地でＪ１湘南に０―２で完敗した。前半１６分にＰＫで先制を許し、同３１分には左サイドを崩されて追加点を喫した。

得点が期待されたＦＷマテウスペイショット（２９）は不発。攻撃の決め手がなく、シュート数でも４対１２と圧倒された。２戦合計成績で争い、第２戦は８日にホームで行われる。

　磐田は前半の悪い流れを挽回できないまま敗れた。前半１６分、ＧＫ阿部航斗（２７）が相手ＦＷへのファウルでＰＫを献上。右足シュートに反応したが止められなかった。同３１分には左サイドからの突破を許して２失点目。ゲーム主将のＭＦ中村駿（３１）が負傷し、ＭＦ上原力也（２８）と交代すると攻撃のリズムが出始めた。

　だが、後半５分にＤＦ上夷克典（２９）が一発退場。同２２分には途中出場のＭＦ為田大貴（３１）が左からクロスを入れるなどチャンスはつくれたが、ゴールは遠かった。３回戦のＧ大阪戦で初ゴールを決めた来季加入内定の特別指定選手、ＤＦ吉村瑠晟（２１）＝関大４年＝は先発も見せ場はつくれず。ジョン・ハッチンソン監督（４５）は前半の戦いぶりに「点差ではなく姿勢の問題」と不満を示し「修正してヤマハ（スタジアム）で逆転したい」と第２戦に目を向けた。

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