◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第9戦 オーストラリア―日本(5日、パース・スタジアム)

 8大会連続W杯出場を決めているサッカー日本代表が、26年北中米W杯アジア最終予選の敵地でオーストラリア戦に臨み、前半を0―0で折り返した。最終予選初先発の8人がピッチに立ち、DF関根、MF平河、MF俵積田が代表デビュー。

しかしW杯出場がかかり慎重な立ち上がりを見せたオーストラリアに対し、序盤からボールを支配した。キャプテンマークを巻いたMF鎌田が、左シャドーの位置から低い位置まで降りてボールを引き出し、攻撃のテンポをつくった。

 立ち上がりは左ウィングバックの俵積田が持ち味のドリブルで縦に仕掛けたが、クロスは精度を欠いた。前半24分には右シャドーのMF鈴木が縦に仕掛けてCKを獲得。そのCKの流れから、鈴木が左足で強引にシュートを放つ場面も。また右ウィングバックで代表デビューしたMF平河は、前半37分に右足、同44分には左足でシュートを放つなど、積極的な姿勢を見せた。しかしゴールは割れないまま、0―0でハーフタイムへと入った。

【先発】

▼GK 谷晃生

▼DF 関根大輝、渡辺剛、町田浩樹

▼MF 佐野海舟、藤田譲瑠チマ、鈴木唯人、平河悠、鎌田大地、俵積田晃太

▼FW 大橋祐紀

 【ベンチ】

▼GK 鈴木彩艶、大迫敬介

▼DF 高井幸大、瀬古歩夢

▼MF 遠藤航、久保建英、中村敬斗、三戸舜介、森下龍矢、佐野航大、熊坂光希

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