◆２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選▽第９戦　オーストラリア１―０日本（５日、パース）

　【パース（オーストラリア）５日＝岩原正幸】日本はオーストラリアに０―１で敗れ、最終予選初黒星を喫した。８人が最終予選初先発を果たすなどフレッシュな布陣で臨んだがゴールを奪えず、終了間際に失点した。

日本は勝ち点２０で１位が確定しており、オーストラリアは同１３。世界ランキング１５位の日本は同２６位のオーストラリアと過去１１勝１０分け７敗。日本は１０日に大阪・パナソニックスタジアム吹田でインドネシアとのＣ組最終戦に臨む。

　昨年６月以来のＡ代表招集となったＭＦ鈴木唯人（２３）＝フライブルク＝は、左のシャドー（１・５列目）で先発した。得点こそなかったが、チーム最多の３本のシュートを記録。セットプレー時にはキッカーを務めた。しかし、「立ち上がりは非常に攻撃が単調になっていた。しっかり揺さぶること、ハーフスペースを取ってしっかりえぐったところからチャンスを作ろうとしていたが。もっともっとチャンスメイクを自分ができたら良かった」と反省を口にした。

　次戦で最終予選は終わる。日本で行われる最終戦を白星で終えるため「次に向けていい準備をしたいと思います。まだまだやることもあるし、もっともっとできたこともある。

しっかりと切り替えて」と話した。

編集部おすすめ