◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第9戦 オーストラリア1―0日本(5日・パース・スタジアム)

 【パース(オーストラリア)5日=岩原正幸】日本はオーストラリアに0―1で敗れ、最終予選初黒星を喫した。森保一監督は試合後の記者会見で「選手たちがこのアウェーの雰囲気の中、力のあるオーストラリアとの厳しい最終予選で経験したことが、これからの成長につながっていくことを信じたい」と敗戦の悔しさを込めながら話した。

 MF久保、遠藤ら主力をベンチに置き、新しいメンバー多く起用した理由については「今回初招集や、再招集した選手に、ただベンチで見て、メンバーに入って経験(をした)ではなく、この最終予選の厳しい戦いの中で力を見せてもらい、勝利を目指していく中で何ができるのかというところを見たいというのがあった」と説明した。

 ボールを支配した中、終了間際の失点で敗れ「我々も力とすれば間違いなく勝つチャンスはあった。技術的にも、フィジカル的にも(オーストラリアに)劣ってはいなかった。ただ勝利という結果をつかみ取れなかったので、まだ力をつけないといけない。経験の部分で今日は足りなかった」と分析した。

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