俳優の小久保寿人が、7月3日スタートの日本テレビ・読売テレビ系連続ドラマ「恋愛禁止」(木曜・後11時59分)に出演することが11日、発表された。

 長江俊和氏の同名小説が連続ドラマ化。

伊原六花演じる主人公・瑞帆がある事件に巻き込まれていくストーリーで、小久保は瑞帆の元恋人で、別れたあとも執拗(しつよう)につけ回す倉島隆を演じる。長江氏自身が監督も務めており、原作者が考案したドラマオリジナルの展開もあるという。

 小久保は蜷川幸雄さん主宰の「さいたまネクスト・シアター」出身。“最後の秘蔵っ子”として多くの作品に出演してきた。主人公を追い詰める演技にも注目が集まりそうだ。

【小久保寿人コメント】

 最初に台本を読んだ時、自分の芝居の良し悪しでこのドラマ全体の方向性が決まる。そう言っても過言ではない程、強いプレッシャーと責任を感じました。

 長江監督と六花ちゃんとは二回目の共演なので、細かい部分も話し合いながら撮影に挑めています。よくあるカテゴライズされたストーカー像にはならないよう、隆の内面で起きていた想いを丁寧に紡いでいけたらと思っています。瑞帆を愛する気持ちだけは誰にも負けたくないですね(笑)

 とにかく物語の前半をものすごいエネルギーを持って引っ張っていかなくてはいけない存在なので、クランクアップのその日まで精一杯向き合っていけたらと思っています。

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