俳優の梅沢富美男が12日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜・午後10時)に出演。大物俳優との共演を断り、チャンスを逃したことを告白した。

 この日は「芸能人の大損小損SP」としてお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太をMCにトークを展開。梅沢は山里に「梅沢さん、大きなチャンス逃したなーというの何かあります?」と問われた。

 すると、1982年にドラマに初出演し、同年リリース「夢芝居」が大ヒットし人気者に。梅沢は「そうしたらたまたま映画『居酒屋兆治』で高倉健さんと共演しませんかってきたのよ」と告白。スタジオ出演者が一同「えー!」と驚く中、「高倉健さんとやれるなら劇団捨てても行きたいぐらいじゃない?」とまで言い切った。

 しかし「俺を見いだしてくれた(テレビドラマの)監督さんが『お前な、俺がテレビに出して“夢芝居”でスターになったんじゃないか。必ず主役が来るから脇役で出るなよ。初めて映画に出るのだからもったいないだろう』って言われて」と断ったことを明かした。そして「高倉健さんか主役か、主役の方が大事じゃない!」と発言。これには山里が「うわー、はっきり言った」とポロリ。

 梅沢は「そしたらさ、いい年になるまで映画1本も来ねぇんだよ!」といきり立った。山里に「あの高倉健さんのオファーを断ったなんて話がでまわりますもんね」と言われると、梅沢は「『そんな生意気な役者使うな』って。

いまだに主役やってねぇよ!」と悔しさいっぱい。さらに「(映画を)やっていたら日本のロバート・デニーロって言われていたかもしれない」と未練たらたらの言葉にスタジオ出演者、観覧者は手をたたいて大ウケしていた。

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