国際競馬統括機関連盟(IFHA)は6月13日までに、最新の「ロンジン・ワールド・ベストホースランキング」を発表した。2025年1月1日から6月8日までに実施された世界の主要レースが対象で、掲載されたレーティング120以上の27頭のうち、日本調教馬は7頭。

 6月1日の日本ダービーを制したクロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)、先週の安田記念を勝ったジャンタルマンタル(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス)が120ポンドで世界ランク16位タイに浮上した。

 上位3頭は前回の発表と変わらず、ドバイ・ワールドC3着のフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が127ポンドで単独首位をキープ。ロマンチックウォリアー(セン7歳、香港・Cシャム厩舎、父アクラメイション)、カーインライジング(セン5歳、香港・Dヘイズ厩舎、父シャムエクスプレス)の香港馬2頭が126ポンドで2位タイとなっている。

 ケンタッキーダービー、ベルモントSを制し米国2冠を達成したソヴリンティ(牡3歳、米国・Wモット厩舎、父イントゥミスチーフ)は前回の8位タイから順位を上げ、124ポンドで4位タイに。ドバイ・シーマクラシック覇者のダノンデサイル(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)と並んだ。

 他の日本馬ではドバイ・ターフVのソウルラッシュ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)が13位タイ、ドバイ・シーマクラシック3着のドゥレッツア(牡5歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドゥラメンテ)とクイーンエリザベス2世Cで海外G1初制覇のタスティエーラ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、父サトノクラウン)が16位タイにランクインしている。

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