社会学者の古市憲寿氏が13日、関西テレビの「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜・午後1時50分)に出演し、輸入米について私見を述べた。

 輸入米の入札が3か月前倒しとなり、今月27日から実施されることを番組内では取り上げた。

輸入米の弊害について聞かれた古市氏だったが「どんなに保護しても、日本だけでお米を作るのが難しい時代に入りつつあると思うんです」と昨今の日本の苦しい米事情について語り「(米を輸入することで)日本の農家が弱るかもしれない、でも日本の農家がすでに高齢化していて、しかもあんまり儲からないわけで…」と農家の現状を代弁した。

 その上で「日本だけでお米を作るんじゃなくて、常日頃からいろんな国からお米を輸入できる状況にしておいた方が、本当の有事に強いんじゃないかというのが僕の考えです」と米の輸入について前向きな姿勢を見せた。

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