SUPER EIGHTの安田章大が13日、東京・花園神社内の特設テント劇場で2作連続上演される主演公演「愛の乞食」「アリババ」(14日~7月6日)の囲み取材に出席した。

 昨年5月に死去したアングラ演劇の巨匠・唐十郎氏(享年84)による、1960~70年代の初期作品。

時代を超えた壮大な愛とロマンの物語を描く。

 演出の金守珍氏は、23年上演「少女都市からの呼び声」(東京・シアターミラノ座)以来、2度目の唐作品主演となる安田について「ここまですごいとは。ミラノ座(=前回出演公演)の時の何十倍のものを見せつけられて楽しくてしょうがない」と大絶賛。「テントの建て込みや色塗りまで朝から来てくれている。こんなスーパーアイドルいます!?」と目を丸くした。

 安田は、照れ笑いしながら「唐さんがかねて言っていた“大きな渦”をみんなで作っている中に入らせていただいている。ありがたい環境です」と感謝。テント芝居初挑戦となる本作の開幕へ向けて、「唐さんが喜んでくれることが第一。そしてアイドルがアングラの世界に足を突っ込むことで、世間がどんな反応をしてくれるのか。賛否を巻き起こしたい」と力を込めた。

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