◆柔道世界選手権第1日(13日、ブダペスト)

 開幕して男女計2階級が行われ、4度目の出場となった女子48キロ級の古賀若菜(JR東日本)は3位決定戦でパリ五輪銅メダルのシリヌ・ブクリ(フランス)に優勢で勝ち、2大会ぶりに銅メダルを獲得した。

 2回戦から2試合を勝ち上がったが、準々決勝で昨年銅メダルのアビバ・アブジャキノワ(カザフスタン)に反則負け。

敗者復活戦を勝ち、3位決定戦で4連敗だった強敵ブクリに大内刈りなどで有効を奪い優勢勝ちした。4度目の出場でまたも頂点に届かなかったがメダルは死守した。準々決勝は先に有効を2つ奪ってから守勢に入り、指導3の反則負けを喫した。昨年は投げ技を放った際に頭から畳に突っ込み、3回戦で反則負け。初出場を目指す28年ロス五輪に向けた道のりで多くの課題も残した。

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