6月14日の東京5R・2歳新馬戦(芝1600メートル=11頭立て)は良血ドリームコア(牝2歳、美浦・萩原清厩舎、父キズナ)が単勝1・5倍の断然人気に応えた。勝ち時計は1分36秒7(良)。
スタートはそこまで速くなかったが、スピードの違いでハナに立つと、手応え十分で迎えた直線は上がり最速(34秒5)をマークして2馬身半差で逃げ切った。
母は19年のヴィクトリアマイル、20年の香港Cを制したノームコア。母のG1勝ちと同じ舞台でデビュー戦を飾った良血に、ダミアン・レーン騎手は「跳びが大きい馬なのでリズム良く運んだ結果、結果先頭に立ちましたが、無理せず運べたし、直線も脚を使ってくれた。新馬らしく物見をしたりしていたが、ポテンシャルはあるし、経験を積んでいけば楽しみ」と今後に期待した。