◆明治安田J1リーグ▽第20節 新潟1―0横浜FM(15日・デンカS)

 横浜FMが敵地で新潟と対戦し、0―1で敗れた。

 勝てば最下位から脱出する19位新潟との「裏天王山」とも言える重要な一戦だったが、立ち上がりからホームの新潟の攻撃を受ける形に。

前半10分頃には右FKから新潟MF長谷川にシュートを放たれるも、横浜FMのGK飯倉が好セーブ。ボールを保持される時間が続き、前半35分には新潟MF奥村に抜け出され、最後はFW谷口にフリーでシュートを打たれるも枠から外れた。その後も攻勢を許し、横浜FMは前半10分頃のMF山根のミドルシュート以外にチャンスはなかったものの前半は0―0で折り返した。

 後半も新潟ペースで試合は進む。後半5分にはMF長谷川がシュートを放つもDFデンがブロック。同11分にも新潟の左サイドバックの橋本にシュートを打たれたが、ここもGK飯倉は好セーブを見せた。

 横浜FMのチャンスは後半25分だった。人数をかけてゴール前に押し込み、遠野がシュートを放つも枠から外れてしまう。

 試合が動いたのは後半28分。新潟DF稲村のロングパスを受けたダニーロゴメスが、右サイドから中へカットインし、左足でカーブで巻いたシュートをゴール左隅へスーパーゴールを沈めた。

 横浜FMは後半36分に右CKからデンが頭でゴールを狙うもうまく当てられず。終了間際に17歳のFW浅田がJ1デビューも、チーム全体として見せ場はほとんどなく痛恨の敗戦。

リーグ戦の連勝は2で止まり、最下位から抜け出すことは出来ず、新潟との勝ち点差は5に広がった。

編集部おすすめ